指数平滑移動平均線(EMA)の見方を解説します。
指数平滑移動平均線(EMA)とは、単純移動平均線(SMA)の計算式を少し変えたものです。
SMAが一定期間の平均に対し、EMAはさらに直近のレートを重視した移動平均線となっています。
SMAの弱点である以下2点を改良するため、直近のレートを重視したテクニカル指標として開発されました。
- 常に価格の動きに遅れる
- 計算する期間中の価格を等しく平均している
EMAで使われることの多い20日で画像を載せました。赤線がSMAで、青線がEMAとなっています。
過去の一定期間を平均化しているため、昨日や当日のレートが急変しても反映されにくいSMAに比べ、EMAの方がレートに近い動きをしているのが確認できますね!
EMAの見方のポイント
- サポートライン、レジスタンスラインの目安によく使われる
- 移動平均線が上向きでローソク足が線より上に推移=上昇トレンド
- 移動平均線が下向きでローソク足が線より下に推移=下降トレンド、と見れる
- ローソク足が、移動平均線の上に抜けて買い、下に抜けて売りと判断されている
- 線が横ばいで、ローソク足がその線の上下を繰り返しているときはボックス相場と見れるが、だましが多いので注意が必要
- 期間の短い線(例えば短期線)が期間の長い線(例えば長期線)を下から上抜いたら買いのシグナル(ゴールデンクロスと呼ばれる)
- 期間の長い線が期間の短い線を上から下抜いたら売りのシグナル(デッドクロスと呼ばれる)
基本的にはSMAと同じ見方をします。ただし、EMAの方が過去のレートが重視されていないといった見方もできるので、それぞれを使ってみて、自分に合ったテクニカルチャートを見つけていきましょう!
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