FXの取引方法を比較してみよう
一口にFXと言っても、実にざまざまな取引のやり方があります。
取引手法名 | 1取引の 利益目安 |
取引期間や特徴 |
---|---|---|
スキャルピング | 1~10pips | 超短期売買
注文から決済を数秒~数分の間の取引を何度も行う。 |
デイトレード | 20~100pips | 短期売買
1日数回程度の売買をその日のうちに決済する。 |
スイングトレード | 100〜300pips | 中期売買
数日~数週間位の期間で売買をする。 |
スワップトレード | 各通貨の金利による | 長期売買
金利差益(スワップ金利)を数ヶ月から1年以上の長期で狙う。 |
このように、FXには取引する期間によって4つの取引手法があります。それぞれのトレーダーの生活スタイルや考え方、目的によって取引手法は変わってきます。
取引手法「スキャルピング」
こつこつと小さな利益を積み重ねていくスキャルピングは、いちばん取引時間の短い取引手法。
一回の利幅は小さいが、これにレバレッジをかけロット数を増やすことで、短期間で大きく利益を上げることが可能です。
また、スキャルピングの取引のポイントは損切りをしっかりすることです。大きく利益を上げられる半面、大きくレバレッジをかけるので、損切りしなければその分損が発生するので、「このくらいマイナスになったら決済しよう」という自分なりのルールを作ることが大切です。
スキャルピングとは?
取引手法「デイトレード」
デイトレードは現在FXでいちばん人気があり、注文から決済までの売買を一日で行う取引手法。
スキャルピング同様、レバレッジをかけロット数を増やすことで、短期間で大きく利益を上げることが可能です。1日の中で大きく為替レートが動く経済指標発表のタイミングや、FX市場が活性化する夜から深夜にかけての時間帯を狙って取引されることが多いのが特徴です。大きく為替レートが動くタイミングを狙うため、スキャルピングほどPC画面に張り付くかなくてもいいので、日中働いているデイトレーダーもたくさんいます。デイトレードも大きくレバレッジをかけるので、しっかりと損切りすることが大切です。
デイトレードとは?
取引手法「スイングトレード」
スイングトレードはサラリーマンや主婦に人気の中期売買の取引手法。
小さな相場の変動に左右されないことが魅力と言えます。デイトレードで利益が出た半分を決済し、もう半分をトレール注文でさらに利益を追求するといったやり方もできます。長期のスワップトレードにありがちな不確実性のリスクも少ないということから、レバレッジもそこそこかけて取引することが可能です。そこそこレバレッジをかけたら、もちろん損切りも忘れずに!そして、スイングトレードの取引のポイントはテクニカル分析です。デイトレードほどPC画面に張り付く必要はないが、テクニカル指標でチャート分析をして、相場の流れを見ることが重要です。
スイングトレードとは?
取引手法「スワップトレード」
低金利の通貨円などを売り、高金利の通貨(オーストラリアドル、ニュージーランドドルなど)を買うことによって生じる金利差益(スワップ金利)を数ヶ月から1年以上の長期で狙う取引手法。
毎日のスワップポイントを得ていく手法なので、なんといってもスワップポイントの高いFX会社を選びましょう!そして取引期間が長期間になるため、レバレッジを低く抑えることが取引のポイントとなります。また長期運用になるので、安全性や信頼性の高いFX会社で取引することが大切です。
スワップトレードとは?